レーザーカッターはMakeblockのxToolM1を使用しています。
(xToolM1はMakeblock様からご提供いただき、使用しております。)
まず家庭で使用されるレーザーカッターには主に2種類あります。半導体レーザーとCO2レーザーです。
半導体レーザーは5万円程度からと安いですが、パワーは弱く、中には安全性に疑問がある製品も存在します。
CO2レーザーは最低でも20~30万円程度高価にはなりますが、木材やアクリルをカット可能でハイパワーです。
私が使用するレーザーカッターであるxToolM1は半導体レーザーですが、レーザーのパワーが10Wと、半導体レーザーの中ではハイパワーで5.5mmのMDFなどもカットできます。ただし、透明なアクリル板はレーザー波長の関係から半導体レーザーではカットできないため注意が必要です。
xToolM1はレーザー加工ベッドが完全にケースで覆われており、レーザー光を遮断してくれます。レーザー光は目に入ると最悪失明の危険があるものです。
低価格なレーザーカッターの中にはケースで覆われていないものもありますが、これは安全性の観点からおすすめしません。ケースの無い製品を使用する際には加工中必ず付属の保護メガネを着用する必要があります。
また、xToolM1は排気設備が内蔵されているため、カットした際に発生する煙を屋外へ排出することが可能です。
煙が室内に充満すると一酸化炭素中毒になるリスクがありますので、排気設備は必須です。
こういった排気機能も備わっていない機種がありますので、その場合には自分で局所排気設備の設置を強くおすすめします。
このようにパワーだけでなく安全面で機種選択を行う必要がありますが、私の使用するxToolM1はその点おすすめです。
その他、付属のソフトウェアの使いやすさなども重要な点ですので、他の機種のレビューなども参考に購入を検討してみてください。