今回は…
前作の「基本的なビルのフルスクラッチ」シリーズの続編として、「大手家電量販店を作る」シリーズを投稿しようかと思います!
モデルとなるのは千代田区外神田の家電量販店。写真の左に写るピンクの建物は前作のモデルとなったビルです。
まず最初は“切り出し”
いつものようにタミヤさんの「0.5mm厚プラバン」をカッターで切り出します。
当然わたくしはカッティングマシン(いろいろなものを切ったりしてくれる機械)ではないので画像などを基に設計図を描いて、罫書(けがき)をしてから切ります。いつも言っていますが大変ですし普通に1回作り直しました。
遮光を視野にいれて
今作もやります、電飾化。よって光漏れなどを防止するために
サーフェイサー→つや消し黒→サーフェイサー→塗りたい色→クリアーコート
という塗装を片面、場合によっては両面施工します。
はい、オレンジすぎますね、間違えました。
失敗を生かす!
確かにあのオレンジはやりすぎました。しかしこれはチャンスです。その上から本物により近い黄色よりのオレンジをムラが出るように吹いてみると、あら、いい感じ。
ほのかに赤みがかったオレンジが見えますね!
ディティールアップ
竣工が1962年(昭和37年)4月のかなり古い建物なので空調系の配管が露出しています。
このお店は秋葉原が電気の街として発展を遂げている中、家電の販売に力を入れ続け、家電量販店として当時と変わらぬ立ち振る舞いをしている大変歴史的に貴重な建物の一つです!
搬入口
この建物は側面が6面もあって、しかもどの面も表に露出してとっても大変。
幸いなのは搬入口のガラスがすりガラスで内装が見えないので内装を作りこまなくてもよいということです。
こんなものも活用
昨今の模型製作において非常に強力なツール、3Dプリンター(すりーでーぷりんたー)の登場です。
これは私の仲間が作ったモデルを勝手に改良したものになります。
典型的な昭和のエスカレーターで、画像では見にくいですが側面が垂直ではなく、手すりからステップにかけて斜面になっています。懐かしいですね!
この型は三菱電機社のものですが他にも東芝エレベーター社やシンドラー社のエスカレーターも作ってみたいです!
おわりに
ここまで閲覧いただきありがとうございます!
今作は(も)製作過程を結構飛ばしておりますが気になる所はコメントなどでお問い合わせしていただいて構いません!
予定では次々回完結ということを想定しております。頑張ります…
あとこんなものを作ってほしいというリクエストもいただけると、必ず作れるというわけではありませんが、大変参考になります!
コメント
配管の再現度がものすごい!今後が楽しみで仕方ないです!
これからこの配管を屋上で大量の室外機に繋ぎます!がんばります!
新作のご投稿ありがとうございます ! ワクワクが止まりません !
@d.d の中の人
ありがとうございます!私も作業の手は止まりますがお陰様でアイデアは止まりません!!