はじめに
材料
プラ板(0.5mm)、プラ板(1.0mm)、針金(0.45mm)、Mr.カラーの31(側溝再現用)、32(アスファルト再現用)、GMカラー黄かん色(道路のオレンジ線再現用)
製作方法① 設計
製作する道路の大きさ、針金や磁石の位置を決めます。設計をする際は、バスコレ走行システムについての基本的な知識を身につけておくと便利です。
【道路での停発車について】
バスコレ走行システムでは、道路の裏に磁石を設置することで停車、発車や加減速を再現可能です。この機能を活用することでバス停に停車させたり、交差点での信号待ちを再現することができます。
S極→加減速
N極→停車
S極+N極→10秒間停車
※2023年1月発売予定のバスコレ新動力はN極のみ反応します。自動停発車とスピード可変機能は非対応です。
【動力の最小半径について】
車両ごとに異なる最小半径を下回るとバスの事故につながります。カーブ道路を制作する際は、走行させる予定の車両に対応した最小半径の数値を下回らないように十分注意してください。車両ごとの最小半径は以下の写真の表をご覧ください。
写真の自宅のレイアウトでは最小半径は路線バスが走行する区間はR65mm、高速バスが走行する区間はR85mmを採用することが多いです。
※あくまでも個人で計測したデータです。採用は自己責任でお願いします。
※上記のデータには動力を改造する必要がある車両も含まれます。
道路設計の詳細はこちらの記事に掲載しています。本物の道路と同じ規格のリアルな道路を製作したい方や、より本格的な道路を制作したい方はこちらの記事をご覧ください。
『バスコレ走行システム 自作道路設計方法①』
https://ameblo.jp/esu-diorama/entry-12726034795.html
②切り出し
材料を切り出します。道路は0.5mm、歩道は1.0mmのものを使用します。
0.5mmのプラ板は2枚重ねます。表側のバスが走行する面と裏側の針金を入れる面で針金の溝を作るための2枚です。裏側のプラ板はコスト削減のため、ボール紙で代用することもあります。
↓写真は材料プラ板をカットした写真です。(道路部分は塗装済)
③塗装
材料を切り出したらプラ板を塗装します。Mr.カラーの31(側溝再現用)を塗装した後に32(アスファルト再現用)を塗装します。道路の白線は、ラインテープを使用することが多いですが、塗装でも再現可能です。オレンジの線の場合はGMカラーの黄かん色で塗装しています。歩道部分は自作のシールか31にて再現しています。路面標示(道路上の制限速度の数字や矢印)はさかつう製(旧こばる)のインレタにて再現しています。このインレタは実際の道路の規格に基づいて作られているので、非常に正確な道路を再現することが可能になります。
④組み立て
塗装が乾いたら部品を接着します。道路の表側には歩道を、裏側には針金を埋めるための溝を作るためのプラ板を接着します。溝に針金(0.45mm)を埋め込みます。歩道は上からシールを貼り付けて再現しています。
バス停や交差点での停発車や、走行中に速度を変更したい場合は磁石を設置してください。磁石は小さめのフェライト磁石をお勧めします。ネオジム磁石だと磁力が強すぎて、バスの前輪が反応して引っかかってしまうことがあります。
⑤情景部品の設置
ガードパイプや電柱、バス停や人形などの情景部品を設置するとよりリアルになります。
⑥完成!
※バスコレの自作道路の製作が上手くいかない時のためのQ&A集の記事を書きました。脱線する等の問題が起きた際はこちらの記事を参考にしてください。
『バスコレ走行システム 自作道路でバスが上手く走らない時は?』
コメント
ご投稿ありがとうございます😂
バス走行動画はほんとに興奮しますね !
大変貴重なテクニックのご投稿ありがとうございました !
気持ちサポート致しますね ! (ほんとに気持ちですが)
お褒めいただき、ありがとうございます。
お気持ちもいただき、大変嬉しいです!
今後もネタがあれば記事を投稿させていただきます!