建物の高さの調べ方

建物の高さの調べ方

ジオラマのビルや高架橋の寸法

ビルの高さはどうやって調べているの?とよく質問されますが、
実はネットの情報だけで寸法を割り出しています。

今回は、その調べ方をまとめました!
おすすめの方法以下2つをご紹介します。

・Google Earthを使った方法
・国交省無料配布の3Dデータを使う方法

Google Earthを使った方法

これは非常にシンプルで誰でも簡単に調べることが可能です。
Google Earthを開いて、調べたい地点にカーソルをおくだけ!
ビルだけでなく、高速道路なども同様に調べることが可能です。

実は右下にその地点の標高が表示されるのです。

ただ、数値はm単位で曖昧であるため、実際には微調整が必要になります。
私は3DCAD、Fusion360を使用して建物の3Dモデルを大雑把に描いて寸法調整を行います。

また、表示される標高はおそらく海を0としたものだと思いますので、
ビル根本の標高も調べて引き算する必要があることもご注意ください。

上のツイートでは、もっと正確に調べる方法があれば教えてほしいと言ってますが、
その方法を見つけましたので、次にそちらもご紹介します!

国交省無料配布の3Dデータを使う方法

こちらは少し上級者向け?かもしれませんが、
実は国交省が近年日本国内の主な都市の3Dモデルデータを無償で配布してくれているのです!!
その名もProject PLATEAU
https://www.mlit.go.jp/plateau/

さらに東京都23区内であれば、FBX形式の3Dモデルがダウンロードできます!
さらにさらに商用利用まで可能。
これはものすごいことです。

FBX形式のデータは無料ソフトであればBlenderなどで読み込むことができ、
ビルの大まかな形状をそのまま抽出することが可能です。

写真は新宿駅周辺。
その再現殿高さがわかるかと思います。

ただし、この精度で再現されているのは都内でもごく一部です。
LOD2と呼ばれる規格で再現された範囲のみこの精度で見ることができますので、
詳しくはPLATEAUのページで確認してみてください。
また、残念ながらPLATEAUは基本的に高速道路の高架橋などは再現されていない場合が多いです。

以上、ビルの寸法の調べ方でした!
Google Earthは簡単なので、ぜひお試しください!
PLATEAUにも今後期待です。

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