坂道ジオラマ制作記

坂道ジオラマ制作記

新作ジオラマ制作開始!

阪急のジオラマ制作が完了し、息をつく暇もなく次のジオラマに取り掛かります!
よく飽きないの?って聞かれますが、今のところ飽きないですね笑
作りたいジオラマがありすぎて、手が追いつかないって感じです。
一生作り続けられたらいいですね

さて、今作のご紹介ですが、
今回はスマホくらいの小さなサイズのジオラマを作ります!
スケールはいつも通り1/150スケール。テーマは、「坂道とゴミ捨て場」
小さなスペースにぎゅぎゅっと詰め込んだジオラマにする予定です。
坂を登りきった角地にはゴミ捨て場があり、ここに粗大ゴミなど色々と作って設置する予定。

よく、どのように考えてジオラマにする風景を切り取っているのか、とご質問いただきますが、これはなかなか言葉で説明するのが難しいですね。
まずは自分の感性に従って好きな風景候補を選んで、あとは作りやすいように道路の角度を変えたり、小物を省略もしくは追加したりしてジオラマ映えするようにスケッチを描きながら考えます。
私は普段から街並みを見るのが好きなので、いつもと違う街へ行った時は徒歩や自転車で街中を徘徊するんです。その時、ああーいいなーと思った風景の記憶が積み重なっていき、たぶんジオラマを作るときにその風景が落とし込まれているのだと思います。
あとは小さい頃からGoogleストリートビューを見るのも好きですね。そういった行動はかなり作風に影響を及ぼしていると思います。

道路のカット

坂道と言えばこのリング状の溝!
最近はプラ素材でも販売されていますが、私はいつも通りレーザーで。
レーザーで彫込み加工するといい雰囲気になりました。

地形造成

リング状の溝が掘られているくらいなのでかなりの急坂を造成。
やりすぎなくらいの激坂ですが、模型映えを狙うならやりすぎくらいがちょうどいいですね。
地形はスタイロフォームをカットして制作しました。
スタイロのカット方法は、
カットしたい形状の型紙を2枚用意して、それをスタイロに両側から両面テープなどで貼り付け。

型紙をガイドにして、手持ちタイプの発泡スチロールカッターでカット。
これで断面が斜めになることなく、ある程度きれいにカット可能です。

道路のコンクリート塗装

道路を接着したらエアブラシで塗装します。
コンクリートを塗装で表現する際には、グレーのサフをベースに、白サフ、マホガニーサフ、黒サフあたりをまぶすように吹きかけます。
コンクリートっぽく見えますかね…?

土の表現

土をタミヤのテクスチャーペイントで表現。1/150スケールにはオーバースケールな粒子が入った塗料ではありますが雰囲気は十分。色合いもリアルなので土表現には好んで使っています。
テクスチャーペイントは粘度が高いので、多少水かアクリル溶剤で薄めるか、筆ではなくヘラで塗り伸ばすかするのがおすすめです。自分は最近はヘラ派。

本日はここまで!

明日は草や木を生やしたり、小物を作れたらいいなーと思っています!
制作ノウハウも交えながら今後もここで詳しく書いていくのでお楽しみに!

このサイト内では誰でもジオラマの紹介や製作記事が書けますので、ぜひお気軽に他の方も投稿してくださると私も勉強になるのでありがたいです!

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コメント

  1. BELTON BELTON

    今回もまた魅力的な風景ですね!

    Twitterと併せてこの記事を読むと、よりどんな作業をされているかよくわかります。

    また完成した時のYouTubeも楽しみにしています!

  2. CityscapeStudio Cityscape…

    @BELTONさん
    いつもありがとうございます!
    楽しんでいただけて何よりです。
    今作は短期間で完成させる予定ですので、また近々アップする動画も合わせてお楽しみにいただければ嬉しいです!

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