ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
3日間、ほぼ途切れることなく、渋谷スクランブル交差点の前には人だかりができ、多くの皆様に私のジオラマをご覧いただくことができました。
また、写真集や3Dパーツも販売させていただきましたが、そちらも想像以上の売れ行きで、大変感謝しております。
皆様がYouTubeなどで私のジオラマをご覧いただき、そして製品もご購入いただけることで私はこれからも作りたいジオラマに時間と労力を割くことが可能となります。
さらに私のジオラマ目当てで来ていただいたという方や、この会場の中で一番すごいなんて言ってくださる方々が老若男女問わずいらっしゃって、今後の創作活動の大きなモチベーションにもつながりました。
皆様ありがとうございました!
さて、ここからは私のJAMの感想を書いていこうかと思います。
ゲキダンサンポールさん
私が小中学生のころからブログを読み漁り、ものすごいジオラマをお作りになられる方がたくさんいらっしゃる団体、それがゲキダンサンポールです。
今回、初めてその尊敬する皆様の作品を見ることが叶いました!
特に今回気に入った作品を勝手ながらご紹介させていただきます。
ゲキダンサンポール はたさん
まずは「はた」さん
このお方が私のジオラマ制作の原点であることは間違いありません。
本当に素晴らしい技術をお持ちで、作品には言葉では言い表せないような感動があります。
ご本人とも初めてお会いしてお話をすることができましたが、とても優しく気さくな方で、お会いできた嬉しさを噛みしめておりました。
はたさん本当にありがとうございました!私はこれからも背中を追いかけさせていただきますよ!
私のはたさんへの愛はこのツイートに詰まっております。
この写真ははたさんの制作された下神明駅のモジュール。ずっとPCの画面越しに見ていたその風景が目の前に…
もし自分が出展してなければ1日この作品見ていたかったです。冗談じゃなく真剣です。
一部の建物内部や改札口などほぼ見えないところまで半端でない作りこみ。数時間くらいじゃこの魅力を見切ることなんて不可能なんです。
しかしそれははたさんの作品に限ったことではなく。JAMのレベルは半端でないのですよ。来年は出展やめようかな笑(嘘ですたぶん
ゲキダンサンポール ボシさん
お次にボシさん
ボシさんも当時からブログを読み漁っておりまして。たぶん私のジオラマ技術の90%ははたさんとボシさんのブログによって形成されてるんではないかと笑
ここで改めて御礼いたします。
ボシさんは自然表現が多いのですが、その中にハイクオリティな人工物をお作りになられるジオラマがまた最高に魅力的なのです。
写真の道路に泊まるトラックやパトカーのライトはハザードまですべて実物通り点灯しておりました。いや素晴らしい。眼福でございます。
ゲキダンサンポール なかやさん
次に少し変わった魅力的な作品をご紹介。
なかやさんの作品ですが、本棚の中にミニチュアや鉄道模型が!
この世界観、絵本の中で見たことある―と思ったら絵本からインスピレーションを受けた作品だそう。
童心を思い出し、あのころ絵本の中で感じた興奮がよみがえるようです。
こういった世界観もとても素敵ですよね。ミニチュアにはリアルなだけでない魅力があります。
私も最終的にはリアルなだけでない、ジオラマづくりを目標としていますので、こういった世界観はとても参考になりました。しかし同時にセンスも要求されるため非常に難しいものだとも思います。
B作さんと飽き性モデラ―さん
写真はB作さんの作品。
土台が回転しており、その上をBトレがジェットコースターのように駆け回る!
この発想力にやられました。ブースは大人気ですごい人だかりでした。
実は私は人の少ない時に、ちらっと回転機構まで見せていただきましたよ!
回転機構の設計も組み立てを考慮され、非常におしゃれで無駄のない設計に感動。
B作さんはTwitterに動画なども投稿されていますので、ぜひ一度見てみてください。
これまた映像も素晴らしいアイデアとセンスから美しい映像をお作りになられています。
さらにB柞さんのお隣で展示されていたのが、Twitterでも有名な飽き性モデラ―さん。
こちらも架線やバラストなどをこだわって作られており、そのリアルさに感動しました。
しかしいい写真を撮りたいと慣れない一眼で撮ってみたんですが、設定をミスっていてまともな写真がなかった…
飽き性さんお許しください…ぜひTwitterなどで見てみてください。
トンネルなどもセメントを使うなど、面白い技法をたくさん取り入れていらっしゃいます。
さらにNゲージの幕回転やドア開閉までされており本当に素晴らしい技術力。
お二人のブースももっと見たかった…
トマコマイ1975
長くなってしまったので最後にこのレイアウトで締めます!
北海道の苫小牧をこれでもかと凝縮したレイアウト、トマコマイ1975。
工場から駅、港に商店など、普通はそれほど近接して立地しないような要素が省スペースのレイアウトに詰め込まれていて、地形的にも一見無理がありそうなほど複雑なんですが、その無理を全く感じさせないこのまとまりよう。
細部まで細かく作りこまれ、苫小牧の魅力がこれでもかと感じられました。
さらに作者の青木さんともお話させていただきましたが、このレイアウトの中にはストーリーもたくさん詰め込まれているようで。一例としてご説明頂いたのが、苫小牧では製糸業が盛んなようで、港には木材チップを載せた船があります。そこから貨物線が製紙工場まで延びており、チップを載せた列車が線路をゆっくりと工場へ向かって移動します。
チップを載せた列車は駅の横を通過し、工場の線路へと入って停車、チップを列車から降ろします。
そしておろされた木材チップはパルプ、紙へ生まれ変わるわけですね。
こういったストーリーを実際に列車を港から工場まで操作しながらご説明いただきました。
ストーリーがあると、そのレイアウトにもさらに深みが生まれ、さらに魅力的に感じます。そのストーリーまで含めて素晴らしいのがこのトマコマイ1975でした。どこかの博物館などで常設展示すべきじゃないかとも思われる作品です。苫小牧にも行ってみたくなりました。
JAM2022お疲れ様でした!
作品紹介はとりあえず以上です。長々とお付き合いいただいた方ありがとうございます。
本当はもっとご紹介したいところがたくさんあったのですが、一眼でうまく写真撮れてなかったりと悔やまれます…
JAMはレベルが高いですし、行って損はないイベントですね。
また来年も楽しみです!
会場でお話頂いた皆様、ありがとうございました。
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