工事現場のミニジオラマ完成!

工事現場のミニジオラマ完成!

このジオラマを作ろうと思ったきっかけ

都会を徘徊していると、至るところで目につく道路工事現場。
特に東京は地下鉄関連の工事が年中行われていて道路規制も多いです。
そういった現場を見ているとジオラマ映えしそうな誘導用の小物たちがたくさん並べられ、作ってみたい欲求に駆られました。

ジオラマの見どころ

このジオラマのこだわりポイントは、
・3DスキャナーRevopoint MINIをフル活用
・1/150スケールの人形の腕を動かすギミックを仕込んだこと

3Dスキャンはただ既製品をスキャンして3Dプリントするだけでなく、ギミックに使用するモーターのスペース確認や、アルミホイルを使ったブルーシートの表現にも使用しました。

旗振り人形のギミック

工事現場で車線変更を促す旗振り人形。様々なデザインがありますが、今回は安全太郎というリアルな形をした旗振り人形をモデルにしました。
丁度最近この人形のガチャガチャが1/24スケールで出ており、それを3Dスキャンしてスカルプトソフトで形状を修正した後1/150スケールにスケールダウンして使用しました。

1/150スケールでも腕がスムーズに回転するように3DCADで回転部を追加設計し、回転軸には0.3mmの真鍮棒を埋め込んでいます。
回転軸は両端を極少量の瞬間接着剤を使用しました。この固定が相当難しく、実は3回位作り直しています。

腕の可動はサーボモーターを使用しました。amazonでもお手軽に購入できるホビー向けのサーボです。
制御にはArduino Nanoを使用。制御用のプログラムもネット上で公開されているので簡単です。
サーボモーターの動作角度と移動スピードを指定できるプログラムをArduinoに書き込みます。
最後に人形を固定して、サーボと人形の腕に曲げた真鍮棒を引っ掛ければ完成です。

詳細な制作過程はぜひ動画で!

先日アップしたYouTubeの動画では人形が動くシーンや3Dスキャナーの使い方、道路舗装から工事現場の小物製作まで、すべてご覧いただけます。

次回作

次の作品も現在設計中です。車、バイク好きには知られている、アニメの聖地にもなっている場所を制作予定です。私には珍しく山の上にある建造物と道路を作ります。
完成は来月中旬頃の予定。乞うご期待!

ちなみに、たまにTwitterに上げている1/80のビル模型ですが、あっちも同時並行で制作中です。それも実は某アニメ映画の聖地です。どちらも早く完成させたいので頑張ります!

報告する

コメント

  1. アトリエMORIJI アトリエM…

    この太郎くん人形、ずーっと模型化したかったんです。これはいいですよね!可動式というところに夢を感じます。バルーン人形中光るも期待してしまいます(笑)

コメントするためには、 ログイン してください。