第23回国際鉄道模型コンベンション2024 MAJIRIレポ#2

第23回国際鉄道模型コンベンション2024 MAJIRIレポ#2

鉄ちゃん倶楽部さん

前回に引き続き、JAM2024のレポートです!
前回はこちら

今回まずご紹介したいのは鉄ちゃん倶楽部さん。前回ご紹介した激団サンポールさんと並んで、JAM何年も出展されているリアルなジオラマ団体2大巨頭のイメージ。
鉄ちゃん倶楽部さんは上越線という明確なテーマに沿ったジオラマを複数メンバーで協力して製作されています。

そして今回の注目作品はこの踏切!
なんと踏切の遮断棒が動きます!!

可動式の踏切は各鉄道模型メーカーから製品化もされてはいますが、どうしてもおもちゃっぽさが残っています。
しかし、この踏切は一見動くとは思えないほど超精密でリアル!
よくよく見ると遮断棒の端には針金が。
これで押し引きすることで、遮断棒を動作させているんです。

ありがたいことに、地面下の踏切動作機構まで公開してくれています!
めっちゃ勉強になるしワクワクする!
機構的には、サーボでカムを動かして直動に変換し、それの動きが遮断棒の針金へと伝えられるものです。
口で言うのは簡単なんですけど、あれだけ繊細な動きを実装するのは容易くありません。

鉄ちゃん倶楽部さんのYouTubeには動画が上がっていますのでぜひご覧ください。

本当に良いものを見せていただきました。

やしがにさん・アトリエトレインさん

お次にご紹介したいのがやしがにさんとアトリエトレインさんのグループ。
お二人はそれぞれ別のジオラマを作られていますが、Xでジオラマを見漁っている皆様ならお二方はご存知でしょう!
雑誌にも掲載される凄腕のお二人です。

こちらはやしがにさんの作品。

やしがにさんは沖縄の方ということで、生で作品を拝めるのは本当に貴重!
写真でもこの作り込みの凄さは伝わるでしょう。
トンネルがとにかくかっこいい!

こちらはアトリエトレインさんの作品。
アトリエトレインさんは人工物多めのジオラマがお得意なので、大変私好みでございます。

細部の作り込みがとにかくすごすぎる。
ジオラマ作る人ならわかると思いますが、最後までモチベーションを保って作り切るのが本当に難しいもの。
それをこれだけ細部までこだわり尽くしてやり切るのは容易ではありません。
その上でこのリアルさ。やっぱ皆さん常人ではないです。

そしてこの橋梁ジオラマもすごかった!
こちらは実は、激団サンポールのアイキさんとアトリエトレインさんの共作なんです!
凄腕モデラーがタッグを組んでエグいの作ってきましたね…

山と川、橋梁をアイキさん、
建物や道路などをアトリエトレインさんが中心となって役割分担されたそうです。
餅は餅屋。お二人の得意分野が合わさって見どころありすぎる。
とてもじゃないけど、僕がブースを抜け出していた数十分間じゃまともにこの作品の見所を見切ることはできませんでした。

本日はこのあたりまで!
また気が向けばJAMレポート続きます。

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